むくみと性別の関係

性別とむくみのメカニズム

キーグラムの統計で「むくみ」の男女比を見てみると80%もの女性が「むくみ」を検索しているんです!

むくみワード検索円グラフ

 

むくみを気にする人は男性より女性の方が圧倒的に多い!!


むくみは主に顔と下半身に現れますので、美容とダイエットを気にする女性は、むくみについても意識が高いということなのでしょう。また、男性より女性の方がむくみやすいという定説もありますので、女性としては気になるところですね。そこで今回は、むくみと性別の関係についてみていくことにしましょう!

足の男女差、むくみの男女差

男女の足

男の足と女の足って、違いますよね。小学生の頃はそんなに変わらないんですが、中高生くらいから女子の足はぽっちゃり肉付いてきて、男子の足は引き締まってきます。
特に運動部には、上半身はがっしりしているのに、足はカモシカのような男子がいましたね。思春期の女子というのは食べるとその分柔らかいお肉になってしまうようで、あのカモシカのような足に憧れたものでした。ああ、遠い目…。こういった男女の足の違いは、どうやら筋肉量の違いによるものが大きいようです。そして、この筋肉量の違いのせいで、女性の足はむくみやすいらしいのです。

筋肉量の違いがむくみの差に直結?!

男女の足の外見差は、筋肉量の違いに起因しています。

 

見たところいかにも草食系に見える男子が自分にはとても持ち上げられない重い荷物をひょいと持ち上げたり、どうしても開かななった瓶の蓋を筋肉なんてあるようには見えない弟が易々と開けるのをみて、やっぱり男は力が強いんだなぁと思った経験、余程の力持ちではない限り、女性なら誰でも一度や二度はあるものですよね。これは、そもそもの筋力に男女差があるからなのです。
ここでちょっとデータを見てみましょう。

男女別握力調査のグラフ

筋力を測る指標として国際的にも用いられているのが握力です。
グラフ1は、文部科学省の体力・運動能力調査の握力測定結果(kgをもとに作成したものです。

 

これを見てみると、10代男33.2女24.0、20代男46.6女28.0、30代男47.0女29.1、40代男46.7女29.3、50代男45.2女27.8となっています。男女の筋力の差は歴然ですね!
最近はもやしみたいな男性ばっかりでガチムチ好きの私としてはゲンナリ気味なんですが、それでも女性の1.5倍前後の握力!やはり元々の体の作りが違うんだなぁと感じます。

 

女性のむくみの悪化には女性ホルモンの影響も大きいのですが、筋力の低下とそれに伴う脂肪の増加も大きな要因となっています。上記の握力表からも伺えますように、女性はもともと男性と比べて筋力が小さいのです。そこにもってきて、妊娠出産を経て中年期を迎えると、下半身の脂肪が厚くなってきます。その一方で、増えた脂肪を支えるだけの筋力もないことから、下半身の血流がいっそう滞ってむくみが悪化するということになっているようです。

基礎代謝量の男女差

もう一つ、男性と女性とでは、基礎代謝の量も違います。

男女別基礎代謝のグラフ

グラフ2は厚生労働省eヘルスネットで公開されている日本人の基礎代謝基準値を元に私が作成した日本人の基礎代謝基準値です。この表によると、基準体重の男性の場合、20代と30-40代は一日の基準代謝量が1520kcalなのに対して、同年代の女性はというと、20代では1180kcal、30-40代で1140kcalです。50-60代の男性が1380kcalなのに対して女性は1100kcal、70歳以上では男性1230kcalに対して女性1030kcalとなります。

 

代謝量は体格と大きく関連していることから、男性と女性では基礎代謝の時点で差があります。代謝の量が小さければ、むくみが大きくなりますので、体格の点で男性より小柄、そのため基礎代謝も小さい女性は男性よりむくみやすいといえるでしょう。筋肉量の点でも、代謝量の点でも、女性の方がむくみには不利なようですね。

臓器の働きにも男女差はある?!

心臓を抑える女の子のイラスト

また、心臓や腎臓、肝臓といったそれぞれの臓器の働きにも男女差があるといわれます。
代表的なのが心臓で、男性は女性より心臓の働きが強いといわれています。これも筋力の強さに起因するものです。
心臓はよくポンプの役割にたとえられますが、男性は女性より筋力が強いため、心臓からの体内の各所に向かって勢い良く血液を送り出せるのです。筋力の弱い女性はポンプの力も弱いため、血行不良を起こしやすくなるということですね。

女性はホルモンバランスの乱れにも注意!

ホルモンバランスの乱れイメージ画像

もうひとつ、むくみを気にする女性が注意したいのが、ホルモンバランスの乱れです。女性ホルモンのエストロゲンが更年期障害につながることは良く知られていますが、エストロゲンの量は17-8歳ころから40歳くらいの間にもっともよく分泌されます。
その後、40歳くらいを境に分泌量は減少、閉経を迎える頃にがくっと下がります。これが更年期障害の諸症状を引き起こすのですね。

 

一方で、生理や出産といった女性特有の事情でも、ホルモン量は増減します。
そして、こうした諸事情によってエストロゲンが減少すると、体内の水分量も影響を受けるのです。女性にとって毎月の面倒といえば生理ですが、単に面倒なだけではなく、頭痛がしたり、腹痛がしたり、そして、人によってはむくみもかなりひどくなります。
生理中は女性ホルモンが増加するため、ホルモンバランスが崩れてしまうせいです。

 

妊娠中のむくみのイラスト

妊娠時のむくみもホルモンバランスの崩れによるもので、だいたい11-12週くらいからひどくなる人が多いようです。これはエストロゲンの増加の影響で、水分を体内に貯め易い体質になってしまっていることが原因だといわれています。また、妊娠3ヶ月にはいると胎内の赤ちゃんも成長し始めるため、母体の体重が増加。動きも不自由になってくるため下半身の血流が停滞してしまうのもむくむ原因になっています。

 

男女差を受け入れ、むくみ対策をしっかり!

性別に関わるむくみのメカニズム、ご理解いただけたでしょうか?こうしてみてみると、男性と女性の身体には様々な違いがあるのですね。女性の身体は妊娠して出産できるようにデザインされています。
男性並みの筋力や代謝量が備わっていない上、女性特有の事情でホルモンバランスが崩れがちです。これらの体質的事情のせいで、女性は男性よりむくみやすい傾向にあります。むくみたくない女性は、こうした点を理解し、しっかりしたケアしていくことが必要なんですね。

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