むくみと体脂肪率の関係

むくみと体脂肪率の関係 | 浮腫の影響別解消法

体脂肪率とむくみに悩む女性イメージ

ある日、急にむくみができてしまった。そんなお悩みはありませんか?
むくみは細胞と細胞との間に水が入り込むことで起こる症状です。

 

むくみができることで体重が増加したり、体脂肪率が増加するのではないかと懸念されている方も中にはいるかと思いますが、体脂肪率ってむくみの影響を受けているのでしょうか?
まずは体脂肪率についてみていきましょう。

体脂肪率は何か?

そもそも体脂肪率ってなんなのでしょうか?まずは体脂肪率について調べてみました。

 

体脂肪率って?

体脂肪率とは全体重の内、体内に脂肪がどのくらいあるのかを指す割合です。
つまり、体重のうちに脂肪がどれだけの重量があるのかを数値で表したものということですね!
この脂肪は皮下脂肪と内臓脂肪両方を示します。

 

体脂肪率の一般的な目安は?

体脂肪率には標準の数値〜肥満数値と分けられていますが、世界共通の基準値というのは未だ決められていません。
今回は東京慈恵会医科大学で基準として使用されている値を基にご紹介します。

適正体脂肪率

女性

適正値:30歳未満 17〜24%
肥満値:30%以上

 

適正値:30歳以上 20〜27%
肥満値:30%以上

 

男性

適正値:30歳未満 14〜20%
肥満値:25%以上

 

適正値:30歳以上 17〜23%
肥満値:25%以上

 

*概ねこの値前後で適正体脂肪率として判定されています。

測定方法は?

体脂肪率測定イメージ

測定の方法にはいくつかの方法がありますが、最もポピュラーなのは生体インピーダンス法。
これは体内に微弱な電流を流し、その抵抗値を計測することで脂肪量を測るというものです。
家庭用の体重計に使われているのもこちら。

 

簡単に言えば、電気抵抗を利用して測定されているというメカニズム。
脂肪は筋肉に比べて含まれている水分量が少ないために電流を通しにくいという性質を利用した方法なのだとか。

 

ただし、この方法は体内の水分の量と分布に影響を受けるので、計測する時間帯や体内の状態によっても結果が左右されるのでご注意ください。

 

例えば、計測の直前に水分を摂取していれば、体内の水分量が多くなるので、体脂肪率が低くなり、入浴やトイレなどの脱水後に計測した場合には、水分量が少なくなるので、体脂肪率が高くなります。
正確な体脂肪率を知るにはできるだけ、同じ時間、同じ条件で計測するようにしましょう。

むくみが出ている場合体脂肪率は減るのか

むくみに悩む女性イメージ

むくみとは皮下組織に過剰な水分が溜まることで、身体の一部または全身がはれぼったくなる状態というのはご存知ですよね。

 

むくみの要因一例

  • 塩分の取り過ぎや過度なダイエット
  • アルコールの過剰摂取

むくみは様々な要因によって起こりますが、女性の場合は男性より筋肉量が少ないために元々むくみができやすく、生理時には女性ホルモンが増加し、水分を溜める働きをもっているためむくみやすくなります。

 

むくみの割合

では、どれくらいの女性がむくみを感じているのでしょうか。
今回は平成22年に厚生労働省が実施した「国民生活基礎調査」を基に「足のむくみやだるさ」を感じている女性の割合を調べてみました。

 

すると「足のむくみやだるさ」を感じている女性は全体の42、4%とx半数近くもいるという結果。
また年齢を重ねるごとにこの割合は高くなっているようです。

 

むくみ時の水分増加

次に私達の体の水分量についてみていきましょう。
調べてみると、私達の体は約60%以上の水分で出来ています。
成人女性は約55%程度で、子供は65%以上も水分で占めています。

 

これがむくみ時になると、本来の体重よりも水分が増加してしまうため、むくみができている状態で体脂肪率を計測すると体脂肪率は本来の値よりも低い値で表示される可能性があります。

 

ただし、これは先ほどの生体インピーダンス法で計測する方法であるため、体内に溜まった水分の量だけ、電流を流しやすい身体になっているので、体脂肪率も低い数値が計測されるというわけです。

 

あくまで体内の脂肪量が減少しているわけではありませんので、むくみの解消とともに体脂肪率はもとの値に戻ります。

 

まとめると

つまり、むくみの影響で体脂肪率が増えるというわけではないということがわかりました。
直接影響するというよりは、

 

むくみになる原因

運動不足、栄養不足、水分の排出不足

体脂肪率が上がる原因

運動不足、基礎体温が低い、筋力不足

 

などの原因が間接的に同じため、むくみや体脂肪増加になるということです。

むくみを放っておくと脂肪になる可能性があるのか

脂肪イメージ

むくみとは皮下組織に水分が溜まった状態であり、脂肪とは異なるものですので、放置しても直接それが脂肪に変わることはありません。

 

しかし、むくみを放置しておくと脂肪細胞やコラーゲンと結びつき、むくみ型セルライ形成する場合があり、このセルライトは出来た後ではなかなかとることが出来ない厄介なものなんです!

 

むくみと脂肪を判別方法

むくみと脂肪を判別するにはむくんでいる箇所を指で強く押してみて下さい。
強く押した際に指の形にへこむようであればむくみ、凹まないようであれば脂肪です。
また、ひどいむくみの場合には数日で体重が10キロ前後も増加することがあるので、体重が急激に増加したと感じた際にはむくみを疑うと良いでしょう。

 

病気が原因の場合も

むくみが全身にできてしまうような重度の場合や、むくみのように見えて実際には下肢静脈瘤などの病気の場合もあります。
腎臓などの内蔵の病気が原因でむくみができていることもあるので、気になる場合には病院での診察をおすすめします。

 

むくみと体脂肪率の共通課題「生活習慣」を見直して同時に解消!

体脂肪率測定イメージ2

むくみと体脂肪率の原因には生活習慣が原因であることが多くあります。
下記の項目が複数当てはまる方は生活習慣を見直してみましょう。

食事を取る時間が不規則で、一日三食取れていない
塩分多めの食生活でビタミンやミネラルが不足しがち
お風呂が面倒でシャワーばかりの生活をしている
運動不足なのにエスカレーターに乗ってばかりいる
過度なダイエットをしがち
長時間同じ姿勢でいることが多く、運動をあまりしていない
頻繁にアルコールを大量に摂取している

むくみと体脂肪の解消のためには普段からの生活習慣を見直すことが大切です。
これまでの生活を見直して、むくみ改善を目指しましょう。


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